ネパールの時間
ネパールの時差
ネパールと日本の時差は3時間15分です。30分単位での時差はよくありますが、15分単位での時差というのはネパールが稀に見ることです。
時差というのは国ごとに決められていますが協定世界時というものがあり、これとの差で決められています。
一般的には1時間や30分の差が時差になることが一般的なのですが、ネパールの場合には協定世界時間も5時間45分になっています。
となりにあるインドと時差の差をつけるために5時間45分を利用しているとも言われているのですが、日本との時差は3時間15分になっているのです。
日本とネパールの時差が15分単位だとわかりにくいとか計算しにくいと思っている人もいると思います。
ネパールとの時差を計算する場合に簡単に見る方法があります。
アナログの時計を90度反時計回りにすればネパールの今の時間になりますから、3時間15分という差が難しいと感じる人は頭で計算せずに時計の針を動かせばいいでしょう。
ネパールの時間
ネパールの人と付き合う際にはビスターリという言葉を覚えておくといいといわれています。ビスターリとはネパール語でゆっくりという言葉の意味になります。
その言葉の通り、ネパールの人たちというのはゆっくりとした時間の間隔を持っています。
生まれて死ぬまで一生時間がたくさんあるという考え方がネパールの人の考え方ですから日本人のように時間がないという考え方とは正反対です。
ネパールへ訪れたことがある人は観光の一つにヒマラヤの遊覧飛行があります。
ヒマラヤの遊覧飛行の出発時間は決められていません。
天候を見て決めるということもありますが、前の日のスケジュールが遅れていればそのまま次の日にずれ込むことも多いです。
しかしネパールの人は飛ぶか飛ばないかわからないような状態でも、ゆったりと本を読んで待っているような時間の感覚で時間が過ぎることに対して苦痛に感じたりするようなことはありません。
約束をした時間も遅れてくるということもよくあるといわれています。