百人一首 青冠
百人一首 青冠
坊主めくりと同様、首は読まず、読み札のみを使用し取り札は使用しない。
4人で行い、全員に配られた札を向かい合った二人が協力して札をなくしていく。書かれた絵柄で、青冠、縦烏帽子、横烏帽子、矢五郎、坊主、姫となる。ただし、天智天皇と持統天皇は特殊で、天智天皇は全ての札に勝ち、また持統天皇は天智天皇以外に勝つ。
絵の書いた人、時期によって、100枚のうちの絵柄の構成が変わるゲームである。
競技方法
100枚の札を4人に全て配る
最初の人を決めそのひとが右隣の人に対して1枚手札から出す。
出された人は、同じ絵柄の札か、持統天皇、天智天皇の札を出して受ける(天智天皇はどの札もうけられないし、持統天皇は天智天皇のみでうけられる)。
受けることが出来た場合、受けた人が、右隣に1枚手札から出す。以下同様に続けていく。
受けることが出来なかった場合、何も出せずに右隣の人に順番が移る(最初に出した人の向かい側の人が出す)。
この手順をつづけ、一番最初に手札をなくした人のいるペアの勝ち。これを何回か行い勝敗を決める
百人一首 源平合戦
源平とは源氏と平氏のこと。二チームに分かれて団体戦を行うのが源平合戦の遊び方である。
競技方法
1 散らし取り同様に絵札と字札を分け、読み手を一人選ぶ。
2 百枚の字札を五十枚ずつに分け、それぞれのチームに渡す。両チームはそれを3段に整列して並べる。
3 散らし取り同様に読まれた首の字札を取る。このとき相手のチームの札を取ったときは、自分のチームの札を一枚相手チームに渡す。これを「送り札」という。
4 先に札のなくなったチームの勝ちとなる。
北海道地方で行われる下の句かるた大会はほとんどがこのルールであり、民間でも一般的である