子供の病気　小児ぜんそく

こどもの発熱・セキ・発疹・下痢

これだけは知っておきたい子どもの病気と薬の知識

小児ぜんそくは主にハウスダストなどのアレルゲンによって引き起こされる気管支系の病気で、年を重ねる毎に症状は軽くなることが多いですが一生付き合う病気になる可能性もあります。

アレルゲンとして挙げられるものはダニの死骸や糞、カビ、ペットの毛やフケ、タバコの煙などです。

発作が起きたとき以外は普通に生活できますが発作が起きると動くこともできないくらい苦しくなります。

子供がぜんそくになったときの対処法

まずは発作がなるべく起きないようにすることが大切です。

そのためにはアレルゲンをなるべくなくさなければいけません。

タバコを家の中で吸わない、しっかりと掃除をする（ただしどれだけ掃除をしたところでダニの死骸などを完全になくすことはできないので、部屋をある程度清潔に保つ程度に）、ペットを飼うのはあきらめるなどの努力をして子供が発作を起こしにくい環境を作ってあげましょう。

発作が起こったときの対応は服などを緩め呼吸がしやすくしてあげ、寝ている体勢の場合は座る体勢にしてあげるといいです。

またタンがのどに詰まりやすいため少量の水を少しずつ飲ませてあげるといいです。

吸入ステロイドなどの使用はお医者さんと相談してください。

個人的には副作用もそれほどなく効果は十分にあると思います。

小児ぜんそくの長期的な対策としてプールなどで水泳を習われることによって呼吸器系を鍛え、喘息の発作が起きにくくするというものがあります。

スイミングスクールなどのプールは温水プールで温かいし、湿度が高いため発作が起こりにくい環境で運動できるので小児ぜんそくの子供にとっては最適な運動といえるのではないでしょうか。