通夜のマナー
通夜に弔問した際のマナーについて。
・通夜ぶるまいを受ける際のマナー
通夜ぶるまい(焼香の後に出る食事)をすすめられたら特に用事がない場合であれば遠慮せずにいただいておきましょう。ただし長居をしては迷惑になるので早めに切り上げて辞去するようにしましょう。
・挨拶のマナー
弔問した際の挨拶は少し小さい声で俯き加減で言うようにしましょう。 最も気をつけなければならない挨拶のマナーは通夜ぶるまいをいただく際や辞去する際の挨拶で「ありがとうございました」という言葉を使わないことです。会社などで使い慣れているとつい「ご馳走ありがとうございました」や「お招きいただきありがとうございました」などという言葉が出てきそうになりますが、これらの言葉は厳禁ですので十分に注意しましょう。
焼香の際のマナー
焼香の際のマナーについて。
焼香をする際は左手に数珠を掛け、右手で抹香を一つまみ取り(この際使う指は親指、人差し指、中指の三本だけです)、つまんだ香を顔の高さまで持っていき、その後香炉の中に落とします。落とし終わったら合掌をして元の席に戻ります(回し焼香の場合は香炉を次の人に回します)。元の席に戻る前に遺族の方たちに一礼をするのがマナーです。
線香を上げる際のマナーについて。
線香をあげる際に気をつけなければならないことは、線香にろうそくの火をつけた後、火を消すときに息を吹きかけて消してはならないということです。必ず手で扇いで消すようにしましょう。線香を最後にあげる場合は終わった後ろうそくの火を消しますがこの場合はも手で扇いで消すようにしましょう。
実は焼香を何回するか、線香を何本あげるか、線香は立てるか寝かせるかなどについてもそれぞれマナーがあるのですが、これらは宗派によってマナーが異なるためにどれがよいとは一概に言うことはできません。
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